介護保険では、どのようなサービスが受けられるのですか。
介護保険は、介護を必要とする方がその有する能力に応じて自立して生活ができるよう、福祉サービスや医療サービスなどを受けることができます。 例えば、訪問介護をお願いして、介護や家事の援助をお願いしたり、デイサービスセンターを利用したり、いろいろなサービスを受けることができます。
介護保険における給付を受けるためには要介護認定を受けることが必要ということですが、要介護認定とはどのように行われるものですか。
介護サービスの利用を希望する場合は、市町村に要介護認定の申請を行います。申請があれば、市町村の担当者または市町村から委託を受けた居宅介護支援事業者等の介護支援専門員が身体状況などについて訪問調査を行います。
その結果をもとにコンピュータで判定します(一次判定)が、これに主治医意見書と訪問調査時に調査員が記載した特記事項を加えて保健・医療・福祉の専門家からなる介護認定審査会で最終判定を行います(二次判定)。
介護を要するかどうか、また、介護を要する場合はどの程度の介護を要するかについて、「自立」「要支援1、2」「要介護1〜5」に判定します。
介護認定審査会の判定に基づき、市町村が要介護認定を行い、申請者に通知が行われます。この認定された要介護度に応じて受けられる介護サービスの限度額が設定されることになります。